無料ブログはココログ

例会

2018年11月23日 (金)

多摩「教育」読者の会12月例会のご案内

 11月例会の参加者は、初参加の方を含め、前月より3名多い9名でした。

 11月号は性を中心とした特集で、特集1「『学校×性』のタブーを超えよう」、特集2「#We Too 教育の場のハラスメント」となっていました。

第1特集の田代論文で扱われた足立区の性教育実践に関しては、参加者が資料やウネス湖の“ガイダンス”を持ち込み紹介してくださいました。15年前の七生養護学校事件の時と今年の足立区では何が違うのかといった問いが出され、時代状況の変化をふまえないと議論にならないのではないか、という意見が出されました。今回は小・中・高の教員がそろったため、それぞれの職場での経験を持ち寄りながら、助産師に講演を依頼する授業の意義や性教育に対する保護者の反応を含め、性情報が氾濫する中での学校が果たすべき役割を考えました。性教育に避ける時間が限られている現状で、高橋・戸谷・鈴木論文で紹介されている「ちゃぶ台返し女子キャンペーン」を取り入れてみたいという意見や、避妊教育と性の多様性を教える教育とでは包括的性教育実践の中でも目的が違うのではないか、といった指摘も出されました。ジェンダーに関しては、学校教育内のみに目を向けるのではなく、小野論文にあるような成人間の関係、家族のかたちまで目を向けてみることが大切なのではないかという指摘が出されました。また、セクシュアリティに関する教育でも、確かな合意と愛情の確認に基づくことが重要だという認識に到達させることを目標とすべきだという意見がだされる一方で、自然科学的な知識の伝達に学校教育の役割を限定した方がよいのではないかという意見も出されました。

第2特集については、「#Me Too」が「#We Too」に置き換えられているのはなぜか、という問いが出されました。「さまざまな声を聴き合って」「まわりに広げ、確かめ合おう」というポジティブな意図が込められているのではないかという解釈が出される一方で、声をあげる存在として個が確立されていない現状にこそ目をむけるべきで、伊田論文が問いかける「日本社会でなぜ『#Me Too』運動が盛り上がらないか」についてきちんと考えるためには安易に複数形にしてはいけないのではないか、という意見も出されました。また、ハラスメント全般に議論を拡大するのも悪くないが、アレクサンダー論文に限らずもっとスクール・セクシャルハラスメントに焦点をあてて第1特集とのつながりを濃くしてもよかったのではないか、という意見も出されました。

 

12月号の特集は「実践記録 書いてみた・読み解いてみた」「若者にとっての現代」です。11月号とは異なり、特集それぞれが別のテーマに光をあてています。特集1は20176月号に続く「実践記録 ~てみた」第3弾です。11月号は性に焦点をあてていましたが、12月号ではもう少し広くして若者がどんな時代状況にあるのかといった全体像の把握を試みるものです。

食事をしながら、これら2つのテーマを語り合いましょう。

 

 期日: 1227日(木) 1830~ 

会場: 一橋大学職員集会所

 12月はクリスマス会を兼ね、軽食を準備します。そのため12月例会に限り、会費制とします。「ワンコイン制」としますので、参加の際にはコイン1枚(コインであれば何でも結構です)をご用意ください。

 

 今後は、117228日、328日を予定しています。1月例会は第3木曜ですのでご注意ください。

2018年11月21日 (水)

多摩「教育」読者の会11月例会のお知らせ

 10月例会の参加者は、前月より1名少ない6名でした。

 10月号の第1特集「ねらわれる幼児期、子育ての不安」、第2特集「どう変わる?プラットフォーム/チーム学校」については、幼児教育が今なぜ強調されるのかといった問いが出され、就学前段階で非認知能力にてこ入れすることが成人になった後にも影響があるといった、アメリカでの研究プロジェクトに基づく議論が日本にも紹介されるようになっていることが指摘されました。また、コミュニティスクールやチーム学校といった政策の到達点に関する問いが出され、コミュニティスクールでも女性保護者の発言は影響力が小さいといった実態を明らかにした研究成果が紹介されました。「プラットフォームとしての学校」という概念をめぐっては、高校に求人票が直接届いて就職先が決まっていたかつての日本の就職決定メカニズムをふりかえり、離職して職場に定着できない若者の現状にまで議論が及び、その中で学校教育や職業訓練が果たせる役割について、高校現場の実態にふれながら話し合われました。

 

11月号は性を中心とした特集で、特集1「『学校×性』のタブーを超えよう」、特集2「#We Too 教育の場のハラスメント」となっています。「性的マイノリティも自由に平等に生きる空間をどのようにつくっていくのか、そして学校教育がどんな役割を果たすべきなのか」、また「ハラスメントを当事者たちが語ることを通じて、現在の学校が抱える問題」について考えてみましょう。 

 

 期日: 1122日(木) 1830~ 

会場: 一橋大学職員集会所

 

 今後は、1227117日を予定しています。先月の例会に参加した方や過去の案内では、12月例会は1220日となっていましたが、第4木曜に戻します。

 代わりに、1月例会は第3木曜の117日です。

2018年10月25日 (木)

多摩「教育」読者の会10月例会のご案内

10月例会は10月25日18:30より、いつもの職員集会所で行います。

 

9月例会には久々の参加者を含め、9名の参加がありました。

本日扱う10月号の特集は「ねらわれる幼児期、子育ての不安」「どう変わる?プラットフォーム/チーム学校」です。

どうぞご参加ください。

 

今後の予定ですが、12月例会の開催予定日を変更します。

1122日(木)

1227日(木)(これまでのアナウンスでは1220日となっていました)

すでに予定に入れていた方は恐縮ですが、日程変更をお願いいたします。

会場はいずれも一橋大学職員集会所、18:30からです。

2018年9月 7日 (金)

多摩「教育」読者の会9月例会のご案内

 今年の全国大会も終了しました。500名を超える参加がありました。

 7月例会の参加者は、前月より1名多い7名でした。

 7月号の第1特集「学校に人も、予算も」については、教員の配置が足りないという現状の情報共有から議論が始まりました。部活動を中心に教員の時間外労働が発生している状況について、管理職が黙認(もしくは暗黙裡に要求)しているという意見が出されました。また、大瀬良論文で紹介されているように、教員は教員で(早朝出勤を含め)「自主的に」残業している現実があり、特に部活動が活発な学校では、勤務時間外での部活動の指導を教員自身が当然視しているという声がありました。他方で、「教師としての幸せ」「教師の喜び」というものが、ある特定のイメージが自明視されているのではないか、という意見もだされました。

また、無償化については「無償性」と「無償化」を区別する世取山論文の趣旨を理解しつつ、「無償化」=与党の政策と限定してしまってよいのか、という問題提起がありました。

第2特集「ねがいを声にする場をもとめて」については、あまり言及する時間がありませんでしたが、宮崎隆志論文で言及されている「ケア」概念についてどう考えればよいのか、という問題提起がありました。

9月号の特集は「ゼロトレ・スタンダードを問い直す」「これからの教育実践・教育研究」です。画一的な基準に基づいてばっさりと切り捨てるやり方が学校現場で浸透してきています。今後の教育実践や教育研究の方向性について考えてみたいと思います。

 期日: 9月27日(木) 18:30~ 

会場: 一橋大学職員集会所

     年内は10月25,11月22日、12月20日を予定しています。

2018年8月16日 (木)

多摩「教育」読者の会9月例会のご案内

 今年の全国大会も終了しました。500名を超える参加がありました。

 7月例会の参加者は、前月より1名多い7名でした。

 7月号の第1特集「学校に人も、予算も」については、教員の配置が足りないという現状の情報共有から議論が始まりました。部活動を中心に教員の時間外労働が発生している状況について、管理職が黙認(もしくは暗黙裡に要求)しているという意見が出されました。また、大瀬良論文で紹介されているように、教員は教員で(早朝出勤を含め)「自主的に」残業している現実があり、特に部活動が活発な学校では、勤務時間外での部活動の指導を教員自身が当然視しているという声がありました。他方で、「教師としての幸せ」「教師の喜び」というものが、ある特定のイメージが自明視されているのではないか、という意見もだされました。

また、無償化については「無償性」と「無償化」を区別する世取山論文の趣旨を理解しつつ、「無償化」=与党の政策と限定してしまってよいのか、という問題提起がありました。

第2特集「ねがいを声にする場をもとめて」については、あまり言及する時間がありませんでしたが、宮崎隆志論文で言及されている「ケア」概念についてどう考えればよいのか、という問題提起がありました。

 

8月は上旬に全国大会が開かれたため、例会は休会とします。

9月号の特集は「ゼロトレ・スタンダードを問い直す」「これからの教育実践・教育研究」です。画一的な基準に基づいてばっさりと切り捨てるやり方が学校現場で浸透してきています。今後の教育実践や教育研究の方向性について考えてみたいと思います。

 

 期日: 9月27日(木) 18:30~ 

会場: 一橋大学職員集会所

     年内は10月25,11月22日、12月20日を予定しています。

=====================================

2018年7月15日 (日)

多摩「教育」読者の会 7月例会のご案内

例年になく早い梅雨明けとなり、暑い日が続いています。

 6月例会の参加者は6名でした。

 6月号の第1特集「『大学版学習指導要領』と教員養成」については、教職課程にコア・カリキュラムを設定することや、教員育成指標を教育委員会と提携して作成することの何が問題なのかについてまず話し合われました。まず、佐藤論文や阿部論文をふまえ、大学関係者や民間教育研究運動側の条件反射的な拒否が過ぎるのではないかという見方がだされました。その一方で、教職課程におけるコア・カリキュラムは終戦直後のコア・カリキュラムとは全く異なり、先行する医学教育でのモデル化に準拠したものであること、具体的な項目が指定されていて授業担当者の裁量がほとんどなくなることの指摘がなされました。これに対しては、武者論文にあるような自律的な取り組みの可能性は残されているのではないかという意見がでました。また、教職課程が師範学校へ回帰するのではないかという意見や、フィンランドは日本と事情が違い過ぎて、どうひきとればよいのかわからないという意見も出されました。

第2特集「格差社会を生きる大学生」については、現在のキャリア教育の雰囲気を批判的に扱っている児美川論文や豊泉論文を興味深く読んだという声があり、大学や高校におけるキャリア教育・キャリア支援の実態についての議論がなされました。そして大学におけるキャリア支援が授業の内容にまで浸透してきていることへの批判的な意見がだされたり、やはりきちんとしたキャリア教育は必要なのではないかという意見がだされたりして、議論がさまざまなかたちで広がりました。

 

 7月号の特集は「学校に人も、予算も」「ねがいを声にする場をもとめて」です。

 エビデンスにもとづく予算配分が政府で徹底される中、教育条件整備はなかなかすすまずにいます。学校における働き方改革も問題提起されるようになりましたが、長時間過密労働を解消する方向に向かうのか、不透明なままでいます。日頃なじみの薄い予算の問題に光をあててみたいと思います。

7月例会は会場が通常から変更されます。

 

期日: 7月26日(木) 18:30~ 

会場: 一橋大学第一研究館1F小集会室

(西キャンパス正門入って正面に見える時計台(図書館)の正面玄関を入ったら、

     左右に延びる廊下を右へ進んでください。建物の角で左折し、直進すると、

     隣の建物に続く渡り廊下があります。この渡り廊下を渡ってすぐ右の部屋が

     小集会室です)

 

=======================================

 8月例会  休会(上旬に全国大会があるため)

 9月例会  9月27日(第4木曜) 一橋大学職員集会所

=======================================

教科研全国大会

 8月10日(金)~12日(日) 

於法政第二高等学校(神奈川県、JR南武線・横須賀総武線武蔵小杉駅より徒歩15分)

 8/10 10:00-12:00 教育講座

 13:00-15:40 はじめの集い・記念講演(望月衣塑子さん・東京新聞記者)

 16:00-18:30 教育問題フォーラム

 8/11 9:30-17:00 分科会

 8/12 9:30-12:00 分科会

 13:00-15:00 おわりの集い

 参加費 全日 教職員\5,000 一般¥3,000 大学生・院生¥1,000

     一日 教職員¥2,500 一般¥1,000 大学生・院生¥ 500

=======================================

2018年6月16日 (土)

多摩「教育」読者の会6月例会のご案内

 梅雨に入り、湿気の多い天気が続いています。

 6月号の特集は「『大学版学習指導要領』と教員養成」「格差社会を生きる大学生」です。

 小学校での授業実践に焦点をあてた5月号から一転し、大学と大学生に焦点をあわせた特集です。現在、教職課程の再課程認定作業が文部科学省と各大学で行われていますが、国がスタンダードを作成し、教育委員会が大学のカリキュラムづくりに関与するというのは、教員養成のあり方を大きく変える危険性をはらんでいます。また第二特集で、大衆化が進む中での大学の授業と小~高校の授業の連続性と違いについても考えてみたいと思います。

6月例会は通常の開催日・会場に戻ります。

 

期日: 6月28日(木) 18:30~ 

会場: 一橋大学職員集会所

 

=======================================

7月以降の開催予定は以下のとおりです。

 7月例会  7月26日(第4木曜) 一橋大学第一研究館小集会室

 8月例会  休会(上旬に全国大会があるため)

 9月例会  9月27日(第4木曜) 

=======================================

教科研全国大会

 8月10日(金)~12日(日) 於法政第二高等学校(神奈川県)

=======================================

2018年5月10日 (木)

多摩「教育」読者の会5月例会のご案内

4月例会は4名の参加でした。先月よりだいぶ少ない人数でしたが、途切れることなく熱い議論が繰り広げられました。

 特集1「学校を楽しく、おもしろく」の岩川論文については、「あいだの温度」についてわかるような、わからないような…という感想が出されました。またPDCAサイクルについてどう評価すべきか、という問いが出され、PDCAの発想そのものまでは否定できないのではないかとか、岩川論文も「もうひとつのPDCAサイクル」とあるように全否定してはいないのではないか、という意見が出されました。他方、現場に入っているPDCAサイクルは原理原則を離れて強力な自己管理ツールとして統制機能を発動しているという指摘もあり、近年の働き方改革の方向性の是非に話が広がりました。また川口論文にある「競争主義的環境」については、子どもの権利条約批准後、一貫して国連子どもの権利委員会から指摘されている点だが、いっこうに改善がなされていないのではないかという意見がでました。

武村論文と高原論文については、管理が強まる学校現場で、ゆるくおもしろくクリエイティブに楽しもうとする工夫について評価する声があがりました。また、肩ひじはって実践するのではなく、「三者面談でいいところを3つあげてもらう」といった「できそうなことからやってみよう」というアイデアに感心する意見も出ました。栗山論文については、「声をかけた人の意見、価値観が変わることが制度を変えることにつながり、世の中を変えることにもつながるんだ」と気づいた高校生の行動力と洞察力への賞賛がでました。

 特集2「書いてみませんか、学級通信」は参加者のうち3名が学校現場経験者であったことから、自らの実践や同僚の取り組みについて情報提供がなされ、学級通信ではなく、國貞実践のような「教科通信」を出しているといった経験談も出されました。米田実践にあるような、児童全員の声を拾って掲載しているのはすごいといった声や、松島実践のような「その日だけの通信」としての「黒板通信」のとりくみになるほど…といった声がでました。学級通信は子どもを名宛人としていることが多いようですが、特集の各論稿にあるように、保護者や同僚とつながるためのツールとして利用されていることもあるようです。近年は、管理職の検閲が入ることもあるようだといった話もでましたが、自主的な取り組みはとだえることなく行われているようです。

   5月号の特集は「正義はどこに」「スイミーとごんぎつね 物語のもつ力」です。教育実践を記録する、読むといった、4月例会で出されていた論点を、具体的な素材を手がかりに考えていきましょう。

=======================================

5月例会は通常の開催日・会場に戻ります。

期日: 5月24日(木) 18:30~

会場: 一橋大学職員集会所

=======================================

6月以降の開催予定は以下のとおりです。

 6月例会  6月28日(第4木曜) 一橋大学職員集会所

 7月例会  7月26日(第4木曜) 一橋大学第一研究館小集会室

 8月例会  上旬に全国大会があるため休会

=======================================

教科研全国大会

 8月10日(金)~12日(日) 於法政第二高等学校(神奈川県)

=======================================

教科研教育学部会 -若い世代と他分野との交流をめざして-

 5月19日(土) 14:00 ~ 17:00

 教科研事務所(地下鉄東西線神楽坂駅 下車徒歩7分)

「先端技術と教育(モラル)について考える」

  堀内新之介(首都大学東京、政治社会学)

  神代 健彦(京都教育大学、教育学)

 参加費: ¥500

=======================================

 

2018年4月11日 (水)

多摩「教育」読者の会4月例会のご案内

3月例会は11名の参加でした。狭山丘陵へゼミ調査にやってきた仙台大学の学生5名と引率教員の参加があり、若者を囲んで夕食をとりながらの賑やかな会となりました。

例会が始まる前に卒論構想の検討会をやっていたという学生5名から、卒論テーマについての紹介がありました。スポーツ少年団、総合型地域スポーツクラブ、学童保育からプロスポーツチームにおけるマーケティング調査に至るまで、多様性に富むものでしたが、スポーツや遊びに関わるというだけでなく、いずれも地域と結びついた研究テーマとなっていたのが印象的でした。特集1「『人を育てる地域』をつくる」の諸論考以外にも「人を育てる」「地域をつくる」切り口はあるのだと気づかされます。とりわけ、「人を育てる」「地域をつくる」ことに明確な意図・目的をおいているわけではない活動の中に、「人を育てる地域」づくりのゆたかな可能性を探ることがまだまだできるのでしょう。

学生の就職活動が始まった時期ということもあり、インターンシップについても話題となりました。インターンとしてプロスポーツのイベントの企画を任され、子どもたちを呼び込むためにおもちゃの金魚をつかった金魚すくいを実施したところ、参加者からも経営者からも好評だったことなどが紹介され、あの発想の原点をもう少し聞きたかったという声も聴かれました。また、高校の現役教員やNPOの職員の方からは、それぞれの職場で実施しているインターンシップの様子についての紹介があり、大学がインターンシップや実習を単位化していることの到達点と課題についても言及がありました。

特集2「検証 アニメ/マンガの想像力」に関しては、3月号の紙面批評を担当した参加者(紙面批評の詳細は『教育』4月号をご覧ください)から、山本宏樹論文の「アニメはクリエイターの明確な教育意図を織り込んだ『教育メディア』である場合が少なくない」という記述に対する疑問が提示されました。これを受け、「昔のアニメにはリアリティがあったが、最近のアニメやマンガにはリアリティが感じられない」という意見が出されました。逆に「最近のアニメやマンガは二極化しており、かつてのものよりずっとリアリティを追求するようになってきている。もう一方は究極のファンタジーの世界を構築しているが、それは現実の裏返しだから結局リアルな世界を透かして見ることができる」という意見も出されました。河野真太郎論文は、最近のアニメ・マンガに単なるジェンダー論をつなぐだけでなく、新自由主義的な社会動向をみてとるものでしたが、「ズートピアの内容は知っているが、この論文を理解するのは難しかった」という声も出されました。

最近の大学生が共有できるアニメやマンガといえば何かといった問いも出され、特集から脱線しつつも、最近の子どもは早い時期からゲームの世界に没入しており、アニメというコンテンツを提供するテレビによって話題が共有される時代ではなくなりつつあるのではないか、といった時代分析もだされました。

 

 4月号の特集は「学校を楽しく、おもしろく」「書いてみませんか、学級通信」です。4月=新年度=教師特集という図式は昨年からとりやめていますが、新しい職場環境や人間関係と向き合ううえでのエールであることには変わりありません。3月号とうって変わって、学校や学級における取り組みに焦点をあてた内容となっています。

 

====================================

4月例会は開催日・会場ともに通常とは異なるのでご注意ください。

 

期日: 4月19日(木) 18:30~

会場: 一橋大学第一研究館 小集会室

 

5月以降の開催予定は以下のとおりです。

5月例会  5月24日(第4木曜) 一橋大学職員集会所

 6月例会  6月28日(第4木曜) 一橋大学職員集会所

 7月例会  7月26日(第4木曜) 一橋大学第一研究館小集会室

====================================

2018年3月10日 (土)

多摩「教育」読者の会3月例会のご案内

2月例会は7名の参加でした。現職の高校教員2名の参加があり、特集1「私の『主体的・対話的で深い学び」にあった授業方法をめぐって近年にない熱いやりとりが行われました。

ちょうど発表されたばかりの高等学校学習指導要領案が提起する「主体的・対話的で深い学び」が、これまで民間教育研究運動や教育学で蓄積されてきた「学びの共同体」とどういう関係になるのか、議論がかわされました。また、山中吾郎論文では国語の授業を取り上げられていましたが、深い学びを行ううえでの授業の組み立て方について、音読の効果をめぐる意見交換がなされました。

参加した方から、AIをめぐる資料が配られるなど、充実した一時となりましたが、特集1・2ともに小中学校の教育実践が多いことから、高校に関する教育実践をもっと積極的にとりあげていってもよいのではないか、といった意見も出されました。

 

 3月号の特集は「『人を育てる地域』をつくる」「検証アニメ/マンガの想像力」です。

 3月例会には、「地域で生きる」をテーマに1年間学習をしてきた学生10名ほどが、調査合宿のあいまに参加してくださいます。いつも以上ににぎやかになることが見込まれるので、12月例会同様、軽食を提供する予定です。若いゲストをまじえて意見交換してみましょう。

 

=======================================

3月例会は開催日・会場ともにいつもどおりに戻ります。

 

期日: 3月22日(木) 18:30~

会場: 一橋大学西キャンパス 職員集会所

 

今後の開催予定は以下のとおりです(4月はイレギュラーがあるのでご注意ください)。

4月例会  4月19日(第3木曜) 一橋大学第一研究館小集会室

5月例会  5月24日(第4木曜) 一橋大学職員集会所

=====================================

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー