学校の「男性性」をまなざし、語り合う学習会のお知らせ
テーマ:学校の「男性性」を問う
日時 :12月14日(土)午後5時半(開場5時)から午後8時
場所 :プラットフォーム3(東京・東中野駅からすぐ)
オンラインあり
参加費:対面 2500円(ワンドリンク付き) ※先着10名(満席)
オンライン 一般2000円、学生無料 ※アーカイブ配信付き
お申し込みは下記教科研HPを経て、 Peatixよりお願いします。
趣旨
日本がジェンダー後進国であることは、周知の事実である。 特に政治・経済の分野で不平等が目立つ。それに比較すれば、 教育の分野は平等だと思われがちだ。しかし、本当にそうなのか? 日本のジェンダー教育研究は、女性教師の働き方、キャリア形成、 大学進学率、性教育、教科書等々、 様々な問題を明らかにしてきた。
それでもなお学校教育が内包する男性性を問うことは、困難だ。 日本の学校は教師や子どもが論理や理性ではくみきれないからだを 、持ち込む教室を想定していないし、学習とは理性、客観性、 自立が重要だとしているからだ。 さらに現在の新自由主義的な価値観は、、 学校で獲得するべき力を、他者に対抗し、 他者を上回る競争力だと規定する。競争に勝ち抜かなければ、 学力もキャリアも獲得できない構造が強化され、 私たちはいつの間にかその状況に慣れてしまっている。
子どもの声を聴きその感情や情動に応答し、 共同の学びを紡ぎ出そうとする実践が学校を組みなおすものである ことは疑わないが、学校体制の男性性への視座がなければ、 誰のどんな声が奪われているのか気づきようがない。 感情と情動にあふれ主観的で依存的な声を聴くことは教師の技量で はなく知見の問題でもある。
子どもも教師も命とからだを大切にして生きる学校を生むために、 学校の男性性を考えてみたい。
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