多摩「教育」読者の会5月例会のご案内
4月例会は、6名の参加者がありました。(欠席の連絡をしてくださった方、ご丁寧にありがとうございます)。
小学校教員による文章が多めだった特集1ですが、小学校・中等教育学校・高校・専門校・大学とそれぞれの職場に照らして意見や感想がだされました。堀埜論文が提案する「私の『好き』を授業に」に共感する意見がだされ、「教師は授業で勝負しろ」という命題をめぐって議論がなされました。体育の学びでつながる子どもを扱った久保論文に関しては、どの子もできるようになることをめざした体育同志会の教育方法の開発をめぐって質疑応答がなされました。また手紙の形式をとった中村清二論文は参加者に大好評で、職場の若手教員にぜひ読んでもらいたい、という声があがりました。
特集2については、楽しさ・夢中になれることや納得を得られることを重視する松島論文・末定論文のように子どもに注目したものから、数教協の議論をたどりながらその成果を再評価する山本論文や塵劫記に言及する荒井論文のように数学(研究)をめぐる教養が語られるものまで幅広くありましたが、対話を重視する中山論文を含め、おもしろさ・やりがいを重視することに共通点が見出されていました。特集1の堀埜論文の主張に共通する点でもあります。
直前のご連絡となってしまいましたが、5月例会は以下のとおり行います。
(ひとまず7月例会までは、第4木曜を予定しています)
日時:5月23日(木) 18:00~20:00
会場:一橋大学第一研究館1F小集会室
https://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/index.html
建物配置図の18番です。12番の図書館(時計台)正面からアクセスしてください。
テキスト:『教育』2024年5月号
(特集「子どもを語る言葉をとりもどす」「中学校における観点別評価」)
事前の出席連絡は不要ですので、ご都合がつく方は気軽にご参加ください。
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