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2019年9月16日 (月)

多摩「教育」読者の会9月例会のご案内

7月例会の参加者は8名でした。

 議論は第一特集「子どもが決める」から始まりました。特集企画担当者から、巻頭論文の代わりにミニ実践報告を冒頭に持って来てみたとか、全国大会第1回プレ学習会の内容を受けた原稿を盛り込んでみた、といった企画構成にかけた思いが述べられました。議論では、野外教育団体による地域活動の中で子どもの自主性がどう育まれているかを扱った桜井論文や、生徒会がない学校で、公開研究会の分科会に生徒が参加している事例を扱った新井論文などに言及がなされました。またプレ学習会での報告にあった「学ぶことは、知識を教えてもらうイメージを学校で身につけてきて」いるといった指摘や、1976年教科研方針には学習者を主権者としても位置づけ直していく試みが含まれていたと捉え直すことを提起する荒井論文について、共感をもった意見が述べられました。

第二特集「主体として生きられる教師」については、座談会内での「小学校現場にはいろいろなことが入ってくる」という発言をもとに学校改革の状況が議論されました。

  全国大会は桐朋中学・高等学校で8月8~10日に開かれました。参加者数は500名を超え、昨年の神奈川大会なみの規模となりました。多摩「教育」読者の会の地元とあり、会員の皆さんには報告者の推薦や当日の運営ボランティアなど、さまざまなかたちでご協力いただきました。この場でお礼を申し上げます。

 

 9月号の特集は「縛られる学校、自らを縛る教師たち」「誰もが何かのマイノリティ」です(8月号は扱いません)。7月号に続き、教師のあり方を見つめ直したいと思います。

 

期日: 926日(木) 1830~ 

会場: 一橋大学職員集会所

    

10月例会は1024日(木)で、会場は一橋大学職員集会所です。

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