多摩「教育」読者の会11月例会のお知らせ
10月例会の参加者は、前月より1名少ない6名でした。
10月号の第1特集「ねらわれる幼児期、子育ての不安」、第2特集「どう変わる?プラットフォーム/チーム学校」については、幼児教育が今なぜ強調されるのかといった問いが出され、就学前段階で非認知能力にてこ入れすることが成人になった後にも影響があるといった、アメリカでの研究プロジェクトに基づく議論が日本にも紹介されるようになっていることが指摘されました。また、コミュニティスクールやチーム学校といった政策の到達点に関する問いが出され、コミュニティスクールでも女性保護者の発言は影響力が小さいといった実態を明らかにした研究成果が紹介されました。「プラットフォームとしての学校」という概念をめぐっては、高校に求人票が直接届いて就職先が決まっていたかつての日本の就職決定メカニズムをふりかえり、離職して職場に定着できない若者の現状にまで議論が及び、その中で学校教育や職業訓練が果たせる役割について、高校現場の実態にふれながら話し合われました。
11月号は性を中心とした特集で、特集1「『学校×性』のタブーを超えよう」、特集2「#We Too 教育の場のハラスメント」となっています。「性的マイノリティも自由に平等に生きる空間をどのようにつくっていくのか、そして学校教育がどんな役割を果たすべきなのか」、また「ハラスメントを当事者たちが語ることを通じて、現在の学校が抱える問題」について考えてみましょう。
期日: 11月22日(木) 18:30~
会場: 一橋大学職員集会所
今後は、12月27日、1月17日を予定しています。先月の例会に参加した方や過去の案内では、12月例会は12月20日となっていましたが、第4木曜に戻します。
代わりに、1月例会は第3木曜の1月17日です。
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