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2017年9月10日 (日)

多摩「教育」読者の会9月例会のご案内

7月例会も5名の参加がありました。

 

特集2「人工知能と公教育」については、特集冒頭のSF小説仕立ての山本論文をどう読むかが話題となりました。1958年のM.ヤングが発表した『メリトクラシー』をまねた警世の句ではないかといった推測をする人もいれば、育AIとそれに関する教育格差について気になると述べた人もいました。そして、人間労働のすべてがロボットや機械に置き換えられるのかという佐貫論文の主題とも関わって、子育てがどこまでAIにとって代わられるかといった論点とともに、神代論文でいう<人間の教師>対<AI先生>という構図が浮上してきても、やはり教師という職業は残り続けるだろうといった意見も出されました(ただし山本論文では、教師は使途とを続けるために「脳育」を受けねばならないとされており、それをめぐった議論もなされました)。

特集1「教師――悩みから学びへ」では、教師はどうあるべきかをそれぞれの立場から模索している論文の中でも、「等身大の自分で子どもと生きる」ことを掲げた西村論文について言及がなされました。東畑論文・松本論文・村越論文は、学びの会や学習サークルに学びの道を見出そうとしており、西村論文・高橋論文・太田論文は子どもたちに寄り添うこと、子どもとともにあること、心をつなげることの重要性を説いています。澤田論文は「エビデンス」という昨今の政策用語を用いつつも、重要なのは「子どもの学びと育ちの物語」に含まれる豊かな質的エビデンスであり、数値化された量的データではない、としています。スタンダードが学校現場で強調されるようになっている中、教師としての姿勢をぶれずに持ち続けようとしている努力・意見がうかがえる特集でした。そして、特集の執筆者は小中学校の教員が多かったことと、現職の高校の先生が参加したこともあり、「高校生に寄り添い、ともにある」とはどうすることなのか、という議論になっていきました。

 

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9月例会は開催日・会場ともにいつもどおりに戻ります。

 

期日: 9月28日(第4木曜) 18:30~

会場: 一橋大学西キャンパス 職員集会所

 

年内の開催予定は以下のとおりです。会場はすべて職員集会所です。

10月例会 10月26日(第4木曜)

11月例会 11月16日(第3木曜)

12月例会 12月21日(第3木曜)

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