多摩「教育」読者の会2月例会のご案内
1月例会の参加者は大学院生を含む7名でした。小学校教員・大学教員・高校スクールソーシャルワーカー・オルタナティブスクール関係者など、多様な立場から子どもの「周辺化」について語りました(誤植の指摘もありました。ありがとうございます)。
内山論文で語られる「ポジション取りの時代」、山下論文がいう「ゆとりなき超多忙な学校」、加茂・石本論文で言及されている「発達障害という困難」といった語を出発点として、それぞれの情報と問題関心を持ち寄りました。
2月号の特集は「保育と子育ての教育学」「先走る教育技法」です。教育社会学で就学前教育の重要性が指摘される一方で、保育の現場をとりまく実態はとても厳しいものとなっています。保育従事者の給与引き上げ策や度重なる「保活」報道は、保育従事者の勤務条件の切り下げとブラック化や、保育の確保の困難を表しています。昨年8月には「保育所保育指針の改訂に関する中間とりまとめ」が提出され、幼稚園教育要領の改訂作業とともに、保育の内容についての見直し作業がすすめられています。保活のためのペーパー離婚も語られるような状況で、どのような保育指針の改訂が行われるでしょうか。
1月号に続き、子どもと子どもを取り巻く環境に光をあて、教育と社会のあり方を考えてみましょう。
日 時: 2月16日 (木)18:30~21:00
場 所: 一橋大学 職員集会所
素 材: 『教育』 2月号
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*3月例会はいつもどおり第4木曜(3/23)です。
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