多摩「教育」読者の会9月例会のご案内
お盆を過ぎ、日中の暑さは厳しいとはいえ、朝晩は涼しくなってきました。
大東文化大学で開催された全国大会には500名を超える参加者があり、盛況のもと締めくくられました。
7月例会は、初参加や2度目の参加者を含む7名の参加がありました。
7月号の特集は「漂う中高生に私たちができること」「『教師教育改革』はどこへ行く」でした。今回は定時制高校・全日制高校・私立高校・公立小学校に勤務している現役教員の参加があったためか、議論はもっぱら子どもたちの現実に集中しました。また、持ち込み資料に基づき、自らの授業実践についての紹介も行われ、作文を苦手とする高校生に対してどのような作文教育を行っているかといった、「漂う中高生に私たちができること」の具体的な披露がなされました。
高校多様化路線の中で、いわゆるエンカレッジ・スクール、チャレンジ・スクールの高校生がどのような日々を過ごしているのか、また居場所を見つけることができずに漂っている中高生の現在と将来の居場所をどうつくればよいのか、といったところまで話が広がりました。同時に、継続審議となっている「多様な学びの機会確保法(案)」の行方と関わって、フリースクールの卒業生がどのような進路を得ているのか、関係者から紹介があり、卒業生の進路が現役の中高生やその家族にとっても心強い支えとなっている、という話がありました。
9月号の特集は、「いじめ指導の方向転換」「教室で発達障害と向きあう」です。「現場に問われるのはそのトラブルがいじめかどうか見きわめることではなく、起きたトラブルとどう向き合いどう解決していくのか」、「子ども理解を深化し、子どもを中心とする教育をつくるため」の実践のあり方を考えてみましょう。
会場の都合で第5木曜の開催となるので、日程にご注意ください。
日 時: 9月29日 (木)18:30~21:00
場 所: 一橋大学 職員集会所
素 材: 『教育』 9月号
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*10月以降は通常どおり、第4木曜(10月例会は10/27)に行います。
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