多摩「教育」読者の会7月例会のお知らせ
6月例会は4名の参加がありました。
6月号の特集1「『学校スタンダード』が変えるもの」については、北川論文で言及されているような、スタンダードの普及がゼロトレランスと結びつく可能性が話題になりました。
特集2「教師の学びと育ち」については、特集1とも関連して、学びスタンダードとハウツーとの共通点・相違点といったことも話題にあがりました。
7月号の特集は、「漂う中高生に私たちができること」「『教師教育改革はどこへ行く』」です。第一特集は、「親の長時間労働や貧困、精神疾患などの深刻化のなかで、居場所をもてない子どもたちが急増している」中、「生活世界のいまを考えてみる」ことをめざしています。それは「中高生世代の家庭以外の居場所をつくる取り組み」「学校を支援的な機能をもつものにしようとする試み」をつうじて、学校の役割を問い直すことでもあります。
第二特集は、6月号の第二特集「教師の学びと育ち」の延長に位置づけられるでしょう。
知識基盤社会に対応するにふさわしい「資質能力」の向上が必要だとする中教審答申は、アクティブ・ラーニングや主体的・協働的学びを掲げています。こうした方向性が、子どもと社会の現実に向き合った改革になるのか、考えてみたいと思います。
日 時: 7月28日 (木)18:30~21:00
場 所: 一橋大学 職員集会所
素 材: 『教育』 7月号
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*8月は全国大会が開かれるため、例会はお休みします。
9月は会場の都合で、第5木曜(9/29)に開催します。
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