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2016年1月11日 (月)

多摩「教育」読者の会1月例会のご案内

12月例会は少し早目のクリスマスパーティを兼ねた軽食会として開催され、初参加の研究者、大学生を含む11名の参加がありました(ちなみに今アメリカでは「Merry Christmas!」といわず「Happy Holiday!」というそうです)。特集企画担当者である山本宏樹さんや、帝京大学『教育』を読む会のお二人が参加されるなど、いつになく多様な顔ぶれで交流することができました。

特集1「シメない教育のすすめ」については、特集企画担当者の山本さんから、ご自身の論文を含めて特集の意図の解説がなされました。

教育技術を徹底的に追求する動きについて教職倫理のあり方を問うた山本論文については、一見対極的にもみえる中村健一氏と菊池省三氏の教育実践に共通する戦略性をどう評価するかが議論になりました。そして「シメる教育」が効果をあげることがあるとすれば、その前提に教師と子どもの間に信頼関係が成立していることが条件である、といった意見が出されました。「北風でもなく太陽でもなく」と題された高原論文は、北風と太陽を使い分けるという一つの回答を示しているようにみえます。しかしどちらも「旅人の思いとは無関係に彼をどう動かすかを考えている」にすぎないから、「『うまく子どもを動かせた』と思ったときこそ、自分は『教育』から最も遠いところにいるかもしれない、と思うくらいでちょうどいい」という締めくくりには共感が示されました。

また河合論文で発達要求を奪うものとして批判的に言及されている、特別支援教育における行動の枠づけ(行動主義)については、身近な事例に即して意見交換がなされました。

特集2「実践記録 書いてみた・読み解いてみた」に対しては、教育実践が不在であるという不満が出されました。他方、特集1の増田論文にみられるような教師としての模索の過程の記述も、(教育実践そのものでないとしても)ある種の実践記録と解釈してよいのではないか、という意見も出されました。

 1月号の特集は、「授業と子ども その質を問う」「教科研活動がめざすもの」です。先月に続き、教育実践に焦点をあてて教育を考えていきましょう。

 

 

日 時: 128日 (木)18302100

場 所: 一橋大学 職員集会所

素 材: 『教育』 月号

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*教科研「道徳と教育」部会

 日時: 115日(金)18:0021:00

 会場: 教科研事務所

 テーマ: 佐貫浩「道徳性の教育をどう進めるか」

 報告者: 櫻井歓さん

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