多摩「教育」読者の会3月例会のお知らせ
2月例会の参加者は5名でした。常連メンバーの欠席連絡が次々とあって人数は少なめでしたが、初参加の方、2回目の参加の方をまじえ、第一特集を中心に熱のこもった議論が展開されました。特に小学校の現職教員・退職教員・教員志望者がそろったので、特集に関する議論ももっぱら小学生を想定して行われました。
初めに、いわゆる体力調査の変遷にみられるような、子どもの身体的健康の変化はどうなっているのかという問いが出されました。また、身体表現をめぐる議論についても、学校の授業で行われる身体表現は感情表現というよりも、「何をすべきか」頭で考えたものを身体で表現するにすぎなくなっているのではないか、という問題提起がなされました。
そこから、大江論文でとりあげられているような、発達障害をもつ子どもやその保護者に対し、教師がどう接するべきかという議論が行われました。また、身体表現とは別に、国語教育における読解や表現、道徳実践力の要請に対応するかたちで価値表現を求められる道徳教育についても質疑応答が行われました。
3月号の特集は「体験を語る 福島で、水俣で、」「6・3・3制の解体と学校再編」です。第一特集では、受苦体験(フォイエルバッハ)の語りや災害の告発を越え、「人間的真実への理解」(とびらのことば)につながる道筋をさぐります。第二特集は、小中一貫、高大接続と大学入試制度改革、中高一貫教育などを扱います。
日 時: 3月26日 (木)18:30~21:00
場 所: 一橋大学 職員集会所
素 材: 『教育』 3月号
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教科研3月集会
「岐路に立つ地域で、平和・人権・民主主義を考える」
3月29日 長野県松本市浅間温泉・みやま莊
9~12時に3月集会、13~15時に全国大会準備会を行います。詳細は『教育』3月号、p.124か、教科研のHPをご覧ください。
http://homepage3.nifty.com/kyoukaken/
*4月例会は第4木曜(4/23)に職員集会所で行います。
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