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2014年1月

2014年1月28日 (火)

多摩「教育」読者の会 2月例会のご案内

12月例会は初参加の方を含め、7名の参加がありました。小中高大の現役・退職教員がそろい、現場の視点が濃い議論となりました。

話は第1特集の「現代の思春期と中学校」にほぼ集中しました。

まず「福井論文がいう「学校的価値や規制の秩序の枠」とは何か、と問うところから議論が始まりました。そして原田対談が描きだす、若い教師の二極化という点に話が広がりました。また、とびらのことば」から読むことにしている、という発言があり、「中学生の声に耳をすませて」みようということになりました。

また、「教師やからちゃんとせな、いうん捨てたら?」という論文や、「奈落を見てしまった」ところから出発した震災地での教育実践に共感する声が出されました。

他の「教育」を読む会にも参加しているという方から、雰囲気の違いなどについても紹介があり、自分たちのスタイルをふりかえる契機ともなりました。

 

2月号の特集は、「改憲空間と教育の責任」「子どもと放課後」です。憲法改正の動向を知り、憲法と教育の関係を読み解き、憲法をどう教えるかを考えます。

一方で、12月号の第2特集(LINE)、1月号の第1特集(思春期)の続編とも呼ぶべき第2特集では、放課後という時空間をとおして子どもたちの今を考えたいと思います。

 

 第2特集で執筆している濱沖敢太郎さんが話題提供してくださいます。

 

日 時: 2月27日 (木)18302100

場 所:  一橋大学  第一研究館1F小集会室

 

 西キャンパス正門から正面に見える時計台(図書館)の建物に入り、廊下をすぐ右折してください。

建物の角で道なりに左に曲がり、渡り廊下を越えた右手に小集会室があります。

http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/index.html

 (図書館正面入口から来てください)

素 材: 『教育』 2月号

報告者: 濱沖 敢太郎さん(一橋大学大学院)

連絡先:中田 042-580-8490

 

*教科研講座(全5巻+別巻)のうち1,2巻は刊行済みでしたが、昨年12月に4,5巻が刊行されました。3月には3巻、別巻が刊行される予定です。教科研を通すと2割引で購入できます。ご利用ください。

教育科学研究会のHP

http://homepage3.nifty.com/kyoukaken/

講座の構成案内と申込用紙

http://homepage3.nifty.com/kyoukaken/kouza-leaflet-web0411.pdf

 

3月例会からは職員集会所で行う予定です。同じ敷地内ですが、2月例会とは場所が異なります。

2014年1月22日 (水)

多摩「教育」読者の会1月例会のご案内

 

 

 

12月例会は初参加の方を含め、8名の参加がありました。

 

話は第2特集の「子どものネット依存とLINE

 

世界」に集中し、スマホの普及が中高大学生に及ぼしている影響について、現職教員を中心に語られました。学校での人間関係が学校という空間を超えて昼夜問わず続くことの窮屈さについて、論文の内容に共感する一方、物理的距離を超え、同じ学校の友人という

 

関係を超えたつながりをつくれる可能性も指摘されました。他方、顔がみえない中で築かれた関係が引き起こすトラブルについても言及され、「大人は人間関係を割り切ることができるけれども、子どもはなかなかそうはいかない」「確かに便利なツールであるが、子どもに簡単に委ねてよいものか」「技術面では大人よりも精通しているので大人が指導するのは限界がある」などといろいろな意見が出されました。

 

 後半は、昨年末にならって、寿司・サンドイッチなどをつまみながらの歓談タイム。雑談でよいかと思ったのですが、第二特集論議は続き、最後は日本の英語教育政策に話が及んで、いつも以上に濃厚な一時となりました。

 

 

 

1月号の特集は、「現代の思春期と中学校」「高校の特別支援教育」です。

 

12月号に描かれているような窮屈さを抱える半面、「中学生の躍動する生気と可能性を明らかに」(とびらのことば)することができれば、と思います。また、特別支援教育が必要な子どもたちは、特別支援学校だけでなくほとんどすべての学校に存在する現在、第二特集のテーマはすべての学校関係者が向き合うことを求められている課題でしょう。

 

学校教育の可能性と課題をさぐる機会としたいと思います。

 

 

 

日 時: 1月23日 (木)18302100

 

場 所:  一橋大学  第一研究館1F小集会室

 

  (職員集会所ではないので注意!)

 

 

 

 西キャンパス正門から正面に見える時計台(図書館)の建物に入り、廊下をすぐ右折してください。

 

建物の角で道なりに左に曲がり、渡り廊下を越えた右手に小集会室があります。

 

http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/index.html

 

 (第一研究館と図書館の間にある渡り廊下は、夜

 

  間は電気ロックがかかります。図書館正面入口

 

  から来てください)

 

素 材: 『教育』 1月号

 

連絡先:中田 042-580-8490

 

* 2月例会は第4木曜(23日)に同じ小集会室で行います。3月例会からは職員集会所で行う予定です。

 

2014年1月 6日 (月)

「『復興』と学校」合評会のお知らせ

会員の方から情報提供がありました。


■『「復興」と学校』合評会

場所:法政大学 市ヶ谷キャンパス
     富士見坂校舎 F309
テキスト: 「復興」と学校――被災地のエスノグラフィー
     (清水睦美・堀健志・松田洋介編、岩波書店、2013年10月)
評者
・仁平典宏さん
・久冨善之さん
・児美川孝一郎さん

終了後、懇親会を予定しています。

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