多摩「教育」読者の会12月例会のご案内
11月例会の参加者は4名でした。少し寂しい人数でしたが、「来月は参加します」という欠席連絡を多くいただいたのが連絡担当者の励みとなりました。
当日は、特集企画担当者の久冨善之さんの話題提起や、来春教師になる予定の初参加者をまじえ、教師をめぐる二つの特集に含まれる論文や海外の教師のあり方について質疑がなされました。公務災害認定請求がなされている新任教諭自殺事件などにふれながら、職員室が(11月号巻頭の小野田論文にあるような)「白い丸いテーブル」があるような「希望の広場」であったならば、悲惨な事態にはならなかったのかもしれない、といった意見が出るなど、日本の教職員集団のあり方を改めて考え直す機会となりました。
12月号の特集は、「学力向上の陥穽」「小さな学校の魅力」です。http://homepage3.nifty.com/kyoukaken/main4.htm
「学力向上を掲げた暴力的ともいえる言説と政策が教育の本質をいかにゆがめ、学校のありようを破壊的なかたちで組みかえつつあるのか」、「『学力』」をめぐる政策的な言説と展開が孕む問題を批判的に検討し、私たちがめざすべき教育の方向性と学力、学習のあり方を考え」(とびらのことば)る機会としたいと思います。
当日は特集企画担当者である本田伊克さんが話題提供してくださいます。年の瀬が迫る時期ではありますが、軽食を用意しますので、どうぞお集まりくださいますようお願いいたします。
日 時: 12月27日 (木) 18:30 ~ 21:00
場 所: 一橋大学 職員集会所
素 材: 『教育』 12月号
話題提供:本田 伊克さん(宮城教育大学)
連絡先:中田 042-580-8490
http://tamatama1284.cocolog-nifty.com/blog/
*1月例会は第4木曜ではなく第5木曜(31日)に
開催します。
『教育』1月号には24日と記載されていますが、これは誤りですので、開催日をまちがえないようご注意ください。
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