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2012年7月

2012年7月11日 (水)

多摩「教育」読者の会7月例会のご案内

6月例会の参加者は4名でした。例会の案内をさしあげたのが早すぎたのでしょうか。

先月に続き、特集企画を担当した方からの話題提供がありました。

原発災害をめぐる認識・感想を参加者で出し合った後、多摩「教育」読者の会創設期からのメンバーでもある梅原利夫さんから、企画の経緯、それぞれの論文執筆者の背景、全体の構成などの紹介と梅原さんご自身の論文の内容についての解説がありました。その後の討論では、原発災害そのものについてから、原発災害に直接結びついていない副読本・カリキュラム編成・授業づくり一般論にいたるまで、自由な質疑が行われました。この特集テーマについては8月号の特集「<復興>の教育学」に続いているので、9月の読者の会で再び議論できると思います。

 

7月号の特集は「論点・大阪の『教育改革』」です。http://homepage3.nifty.com/kyoukaken/main4.htm

昨今の教育改革の中心に躍り出た大阪の「教育改革」。「東京の全国化・全国の東京化」といわれた時代を経て、いまや「大阪の全国化・全国の大阪化」といえそうな状況になりつつあります。教育への政治的介入と戦後教育行政三原則の否定といった改革の方向性は、教育・教育行政関係者の目には「地方教育行政制度のみならず学校現場を破壊する危険性を秘めている」と映ります。

「他方、こうした事態に直面し…教育と教育行政の原理原則をわれわれ自身が問い直すことが迫られているのではないか」(「とびらのことば」より)ともいえそうです。

対岸の火事とはいっていられない大阪の「教育改革」を素材に、特集企画担当者の話題提供を受けながら、今問われているものを考えてみましょう。

 

日 時: 7月26日 (木)  1830 ~ 2100

場 所: 一橋大学  職員集会所

素 材: 『教育』 7月号 

報告者: 中田 康彦(一橋大学)

 

 連絡先:中田 042-580-8490

 http://tamatama1284.cocolog-nifty.com/blog/

 

*8月は全国大会が開かれるため、例会はお休みです。

 

全国大会は8月9~11日に、昨年に続き、法政大学(JR中央・総武線市ヶ谷駅)で開かれます。

 詳細は「教育」7月号98頁以下か、下記のHPをご覧ください。

 http://d.hatena.ne.jp/kyoukaken2011/

 

*9月例会は第4木曜(27日)に開催されます。

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